文化生活一週間 #26

今週のおぼえ帳

  • メルヴィル、ゴダール、シャブロル/ 東京国立近代美術館フィルムセンター《フランス古典映画への誘い》(http://www.momat.go.jp/FC/fc.html
    • ジャン=ピエール・メルヴィル『いぬ』LE DOULOS(1963年)

フランスでも犯罪映画を得意とするメルヴィルの秀作。強盗計画が失敗し、親友を警察の「いぬ(=密告者)」ではないかと疑うギャングたち。ベルモンド演じる謎めいた主人公をめぐって犯罪者たちの焦燥が描かれる。主人公が警察で尋問される長いワンショットのシーンは、メルヴィル本人も自信の演出だったという。

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’63(監)(脚)ジャン=ピエール・メルヴィル(原)ピエール・ルズー(撮)ニコラ・エイエ(美)ダニエル・ゲレ(音)ポール・ミズラキ(出)ジャン=ポール・ベルモンド、セルジュ・レジアニ、ジャン・ドザイ、ミシェル・ピコリ、モニク・エネシー、ファビエンヌ・ダリ
【チラシ紹介文を転記】

    • ジャン=リュック・ゴダール『立派な詐欺師』LE GRAND ESCROC(1964年)

オムニバス映画『世界詐欺物語』の「モロッコ篇」として製作されながら、単独で公開されたゴダールの一篇。貧乏人に施しをするため贋金を作る女に、ゴダール作品としては『勝手にしやがれ』(1959年)以来のジーン・セバーグ。

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’64(監)(脚)ジャン=リュック・ゴダール(撮)ラウール・クタール(音)ミシェル・ルグラン(出)ジーン・セバーグ、シャルル・デネル、ラズロ・サボー
【チラシ紹介文を転記】

    • クロード・シャブロル『虎は新鮮な肉を好む』LE TIGRE AIME LA CHAIR FRAICHE(1965年)

トルコへの戦闘機の輸出をめぐって、フランスの諜報員“虎”とスパイ団が入り乱れるアクション映画。「007」シリーズ風の題材を茶目っ気ある演出でさばいたのは、他のヌーヴェル・ヴァーグ監督たちと一線を画し、娯楽映画の多作へとかじを切ったクロード・シャブロル。主演のロジェ・アナンはスパイ映画「ゴリラ」シリーズで人気を取った俳優で、原作者フラショも彼の変名。

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’65(監)(脚)クロード・シャブロル(原)アントワーヌ・フラショ(脚)ジャン・アラン(撮)ジャン・ラビエ(音)ピエール・ジャンセン(出)ロジェ・アナン、ダニエラ・ビアンキ、マリオ・ダヴィド、ロジェ・デュマ、マリア・モーバン
【チラシ紹介文を転記】