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上司小剣の『ユウモレスク』を返却し、越路吹雪に聴き惚れる。

朝、喫茶店でコーヒーを飲む。図書館での返却期限が迫っている上司小剣著『ユウモレスク』(中央堂、大正13年)のおしまいの一篇、「森の家」が読みさしだったので、ダーッと一気に読む。こういう展開になっていくのか、あれれ、という感じなのだったが、完成度云々ではなしに、主人公のテンション低めな描写がなかなか独特でおもしろくて、上司小剣という書き手そのものにますます好感。『東京』を読むのがたのしみ、たのしみ。

京橋図書館に『ユウモレスク』を返却して、早々に帰宅。ふと、借りたばかりの越路吹雪のライヴ録音(1978年、宝塚大劇場)を聴いてみると、始まったとたんにいきなり夢中。やっぱりライヴ録音の方が断然すばらしいなあと、イヤホンで何度も何度も聴き返しているうちにすっかり中毒。いい気持ちで聴き惚れているうちに、いつのまにか眠ってしまって、夜中に目が覚める。