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画家のポルトレを読み、日比谷を通り銀座へ。

パチッと目が覚めてガバッと起床。実に爽快な目覚めで愉快なり。早々に外出して、喫茶店でカプチーノを飲む。出がけにふらりと手にとった「BOOKISH」第8号《画家のポルトレ》を取り出して、樽見博による「内田巌―岩が歌う」という、何度読んでもすばらしい一文をフムフムとじっくりと熟読して、いろいろと思ったあと、これまた突発的に持参した別冊太陽の『モダン東京百景』(海野弘監修)を取り出して、洲之内徹による「藤牧義夫『隅田川絵巻』雑感」を読み返して、いろいろと思ったあと、全体をあちらこちら眺めて、しみじみいい本だなあとあらためて感激する。そうだ、今日は銀座に寄って、行き損ねている HOUSE OF SHISEIDO のアール・デコの展覧会を見に行こうかなとウキウキしたところで、時間になる。

夕刻、日比谷界隈を通りかかる。東京宝塚劇場の前に大勢の人々が集っている。これが噂の「出待ち」というもなのかなと、そのきちんとお行儀よく整列している女子たち、前方の人々が立ったり座ったりする、その見事な統率の様子に興味津々、思わず立ち止まって、後方から様子を眺めて、なんだかこちらまでウキウキ。おお宝塚! と5分ほど様子を伺ったところで、おっとこうしている場合ではないと、左折して泰明小学校の前を通って、銀座界隈にさしかかる。HOUSE OF SHISEIDO へ出かけるつもりが、ふらっと入ったバーニーズで買い物しているうちに、また後日にしようと気が変わる。通りがかりのワイン店で、突発的にポムロルのワインを買う。