扶桑書房から徳田秋声の『灰皿』が届く。

朝から雨がザアザア、ギリギリの時間までのんびり家事、のんびり外出。たまにはこういう朝もいいなと思う。日が暮れるころは雨がやんで、ちょっとだけ空気がひんやり。

扶桑書房から本が届く。3冊注文したのだったけど、明らかに1冊のみの包装、1冊だけでも当たってよかったよかったと歓喜にむせびながらも2冊外れて無念なりという気も交じりつつ、さて届いた本はなにかしらとドキドキしながら、ソロリと梱包を引き裂いてみると、届いていたのは、徳田秋声『随筆集 灰皿』(砂子屋書房、昭和13年)であった。

払込用紙に住所氏名を記入しながら、忘れていたが今週末の五反田の古書展でも注文しているものがあるので万が一両方当たったらさらに書籍代がかさんでしまうところであったので、今回は1冊だけとなってよかったのだと自らをなぐさめる。ソロリと函から本を取り出して目次を偵察、砂子屋書房本がわが書棚におさまるは初めてだなアと嬉しい。でも、谷崎精二の『都市風景』も欲しかったなあと、いつまでも未練が……。

先日買ったばかりの徳田秋声『寒の薔薇』(300円)にパラフィン紙をかけて、その隣りに『灰皿』(3000円)を収める。