「CABIN」を読み、野口冨士男『感触的昭和文壇史』を読む。

イソイソと外出、朝のスターバックスで、昨日届いた中尾務さんの個人誌「CABIN」第8号をじっくりと読む。「リトルマガジン」という言葉が連想させる上質のものが最上の形で具現化しているという感じで、しみじみ素晴らしい。富士正晴の「井口浩との生活」というタイトルの文章が翻刻されていて、そのあとに杉本秀太郎の文章があり、紅野謙介による富士正晴著『大河内伝次郎』についての文章があり、三輪正道の「大河内山荘へ」と題された文章が続くという、この並び! なんと素晴らしいことだろうと、いつまでも感激。もったいないので、ソロリソロリと読む。三輪正道さんの文章をほかにももっと読みたいと思う。近々入手したいものだと思う。去年秋に出かけた大河内山荘のことを思い出して、嬉しい。富士正晴の『大河内伝次郎』はまだ読んでいない。

帰るのが遅くなってしまった。歌舞伎座の幕見席に行く最後のチャンスを逃してしまった。せめて丸善へ出でてみんと、閉店まで本を見る。あ、先週の木曜日とまるっきりおんなしだ。

帰宅後、「サンパン」のバックナンバー、中尾務さんの「『VIKING』調査余滴」を順番に読み返したあと、野口冨士男の『感触的昭和文壇史』再読を終わらせる。