京橋図書館のあと、みすずの読書アンケート特集を買う。

朝の喫茶店。野呂邦暢著『古い革張椅子』を読んだあと、昨日の夜に発掘した岩波文庫の『高慢と偏見』上下をあちらこちらと読み返す。


日没後。マロニエ通りをズンズンと歩いて、京橋図書館へ。予約していた本を引き取って安心、あとはもう家に帰るだけだとのんびりと歩を進めているその途中、ふと昨日買い損ねた「みすず」の読書アンケート特集号のことを思い出し、八重洲ブックセンターに立ち寄ることにする。目当ての「みすず」は1階のレジにデーンと積んであった。315円也のお会計のとき、節分のお豆をくれた。今月の書籍代は計315円、を目標にしたい。「みすず」を買ったのが嬉しくて、すぐに帰るのはもったいないなとちょいとコーヒーを飲んでいくことにする。「みすず」の読書アンケートをくまなく眺めて、つい長居。閉店間際にお店を出て、テクテクと家路をゆく。内堀通りの気象庁の手前のお濠に白鳥が数羽、スーッと水面を移動しているのがほのかな外灯の下、幻想的だった。


帰宅後。早々に寝る支度をする。図書館で借りた本をあれこれ眺める。ちわみさんの「ねこそぎ記念」(http://blog.goo.ne.jp/chiwami403/e/c11373cd28709e6194552bbb7060e8d5)の真似をして、永井龍男の『けむりよ煙』(筑摩書房、昭和40年)を借りた。地域資料室に在架の読売新聞の切り抜き製本(ただし98話から最終回前回の194話までは抜けている)も一緒に借りた。こんな代物まで貸してくださるとは、いつもながらに天晴れな京橋図書館。永井龍男を読んだあと、切り抜きの風間完の挿絵を眺めるとしよう。たのしみ、たのしみ。切り抜き製本というと、三國一朗作成の、獅子文六『但馬太郎治伝』(挿絵は宮田重雄)をぜひとも見てみたい!

鉄道特集目当てで借りた「東京人」2005年3月号掲載の川本三郎さんの連載「ミステリーと東京(戸川昌子『猟人日記』の巻)」で知った、小針美男著『東京つれづれ画帖』も一緒に借りた。川本三郎さんが愛読しているのがいかにも、ぜひとも手元に置いておきたい本だなあと思う。前作の『東京文学画帖』も近々見てみるとしよう。江東楽天地の挿絵があるとのことで、まずはそこを開いた。江東楽天地というと、串田孫一の叔父さんで戸板康二がかわいがってもらったという今村信吉が社長をしていたということで心に刻んでいた。ちょっと検索してみると、さっそくグッとくる画像発見!(→ http://www.digital-lib.nttdocomo.co.jp/nihonbunka/machinami/ma_kikaku_thum_p.php?id=jk01_0023&kid=1

そうそう、ちわみさんの「森茉莉街道をゆく(http://blog.livedoor.jp/chiwami403/archives/50332549.html)」に紹介のあった「栄養と料理デジタルアーカイブス(http://eiyotoryori.jp/)」がとにかくスゴイので、びっくり、であった。

戸板康二で検索すると該当なしだけど、今村信吉だと1件ヒット(昭和31年・第22巻第10号p100)。献立ネタにかこつけて菊五郎のノロケをする今村おじ。それにしても、妙にマニアックな執筆陣がツボだなあ。そんな「栄養と料理」が好きだ! とますます思う。

とかなんとか、あいかわらず、ちわみさん*1の後追いばかりしている、のであった。

*1:ちわみさんの blog:「森茉莉街道をゆく(http://blog.livedoor.jp/chiwami403/)」と「ねこそぎ記念(http://blog.goo.ne.jp/chiwami403/)」