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『浅草 戦後篇』を読み進める。

朝、喫茶店で堀切直人著『浅草 戦後篇』を読み進める。「浅草軽演劇・芸人群像」のところをダーッと一気読み。芸人ばなしというものはひとたび読み始めるといつもページを繰る指がとまらないオーラがただよう。とにかく「読み物」としてとってもおもしろい。区切りのよいところで、巻末の「浅草コレクション事始め」なる一文(初出は「本とコンピュータ」)に目を通す。「浅草四部作への招待」という趣きで、たいへんありがたく、かつ、ここにあらわれる「『浅草四部作』的」なものがいいなアとしみじみ思う。と、しみじみしながらも、古本新刊を問わず本を買うのを極力控えようとメラメラと決心している身としては大いに鼓舞される一文だ、と自分の都合のよい卑近な読みをして、よろこぶ。『浅草』読了後、部屋の書棚の「『浅草』的」な本をピックアップするのがたのしみ。


日没後、丸の内カフェへ。小岩井のビンの牛乳110円が売り切れていて、しょんぼり。心ならずも「のむヨーグルト」110円を飲むことにする。あ、おいしい。『浅草 戦後篇』の巻末の「浅草を疾走した人々」なる唐十郎との対談(初出は「週刊読書人」)を斜め読みしたあと、イソイソと銀座界隈へ。

教文館で「銀座百点」を入手したあと、HOUSE OF SHISEIDO へ。《永遠なる薔薇 ― 石内 都の写真と共に》という展示をちらりと見物。いつもながらに資生堂のパッケージデザインの見物がほんわかとたのしい。ちょっと前に横浜の放送ライブラリーで見た、たしか昭和30年代のテレヴィ番組は資生堂の提供だったなあと突然思い出す。ハミガキのコマーシャルがかわいかった、ということで思い出したのだけど、あの番組タイトル名がどうしても思い出せず、モンモンとなる。有名な番組なのだけどなあ。……というようなことを思ったあとで、ライブラリーの本棚を眺めるも、もう時間がないのだった。そのあと、お寿司を食べながら、日本酒のリハビリにはげむ。どうもまだあまりはかばかしくないようだ。