彼岸入

ヘロヘロと連休明けとなり、ぼんやりしているうちに1日が終わる。おっとこうしてはいられないと歌舞伎座に向かって走る走る、雨の中を走る走ると、どうにかこうにか『勧進帳』の時間に間に合った。なんとか座れた。くたぶれた、くたぶれたとぐったりだったけど、幕が開くと急に背筋がシャンとなる。今日という日は『勧進帳』のためだけにある1日だったなアと外に出ると、雨がやんでいた。

京橋図書館に本を返しに行く。来月に備えて、国立劇場の『貞操花鳥羽恋塚』の上演資料集のコピー作業にいそしむ。南北全集を予約して閉館時間となった。外に出ると一転、雨がザアザア、歩いて帰るどころか教文館に寄る気力もなくなり、早々に地下鉄に乗り込んだ。帰宅すると、みはる書房の目録が届いていた。中尾務さんより「大和通信」第67号が届いた。ジーンと感激。豆乳でミルクティをつくって、ゆるりと読みふける。みはる書房では、マールイ第1回公演プログラム、伊馬春部作『桜桃の記』昭和42、というのが気になった。けど、3800円なので見送る。1800円だったら買っていたところだった。危ないところであった。このところマールイのプログラムをよく見るような気がする。11時前に床に入り、古川ロッパの『劇書ノート』の三宅周太郎に関するところを拾い読み。シューベルトの弦楽四重奏《死と乙女》の第2楽章を聴いて就寝。