高松屋!

今月号の「日本古書通信」、池谷伊佐夫氏の連載「日本名探偵列伝」第6回は、待ってました! の戸板康二の「中村雅楽」で大喜び。文章、挿絵ともふつふつと嬉しい。先日、いま雅楽を演じるとすれば誰がよいかしらという話になった。わたしのなかの雅楽像というと、どうなのだろう、先代左團次かなあ、うーん、イメージしようとすると、結構思いつかないのだった。


この週末は楽しかった! と週末日記を書こうと張り切っていたら(もう木曜日なんだけど)、Musical Baton(今日初めて知った)のバトンがまわってきた。こういうのはパッといくとたのしいので、以下サクッと。

Musical Baton

id:mittei-omasa さんからバトンがまわってきましたので、わーいわーいと回答。と思っていたら、バトンをまわそうと思っていた id:junne さんからもバトンが。

Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
現時点では、音楽についてはコンピューターはまったく活用していないです。

Song playing right now (今聞いている曲)
ブーレーズのバルトークのピアノ協奏曲(asin:B000793AQ0)にハマり中で、さきほどまで聴いていた。このところ家事のかたわら、イヤホンでこればっかり聴いています。3番のみ今回初めて聴いた曲、壮絶に美しくて深くて、とにかく大好き。すばらしい。前から知っていた1番と2番にもあらためて開眼しました。内田光子さんのバルトークの3番を聴くことが目下の夢。

The last CD I bought (最後に買った CD)
id:foujita:20050504 に書いたディスクが最後。ハイドンの弦楽四重奏をもっと強化したいし、今年こそバルトークの弦楽四重奏曲に入りたいし、山城少掾も聴きたいし、と、懸案ばかりがたまる。

Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)

「特別な思い入れ」という点にしぼってパッと思いつくのは、

  • ブラームスの交響曲第1番

クラシックを聴くきっかけになった曲。第4楽章の重苦しい序奏から5分近くたったあとでパッと緩やかに伸びていくハ長調のテーマが登場する瞬間を聴いて、突如クラシックに夢中になった、のは11年前。曲そのものはめったに通して聴くことはないし、特に第1楽章の冒頭からして重たいのだけれども、今でも第3楽章だけはピックアップしてよく聴く。演奏会では聴いたことがないので、いつの日か、この曲をとびきりすばらしい管弦楽で浴びるように聴くのが、わたしの音楽聴きの夢のひとつ。ドレスデンシュターツカペレがよいかな。それとも、やっぱりベルリンフィルか。

  • シューベルトのピアノソナタ第21番 D.960

1995年10月、内田光子さんのリサイタルへ初めて出かけたときに聴いた曲。ちょうどこの曲に夢中だった頃(聴き始めはブレンデル)、内田光子リサイタルのことを知って深い考えもなくサントリーホールへ出かけたという次第だったので、内田光子さんと出会ったきっかけになった音楽。そういえば、初めて内田光子さんを聴いた日は客席に吉田秀和さんがいらっしゃって感激、柱の影から見つめてうっとりのわたしであった。戸板康二を歌舞伎座で見るのと匹敵する感激が。戸板さんには間に合わなかったけど吉田秀和さんには間に合った。

  • バッハのロ短調ミサ

一番好きな曲を選べと聞かれたら、迷わず、ロ短調ミサ。きっかけは、サントリーホールでのガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団の演奏会。その演奏会のあとさきにひたったロ短調ミサのレコードの記憶は、1年で一番好きな季節、12月初めのツンとした冷気とともに鮮明な記憶。

  • リヒャルト・シュトラウスのオペラ《ばらの騎士》

「迷わず、ロ短調ミサ」と言いつつも、《ばらの騎士》も。クラシックを聴くようになって1年くらいだったときにカルロス・クライバーの旧盤の方の映像を図書館で視聴してメロメロに。吉田秀和著『私の好きな曲』の《ばらの騎士》の項と連動して、夢中になった。シュトラウスとホフマンスタールの往復書簡の全訳(ISBN:4276131650)が発売になったときは狂喜乱舞だったなあと懐かしい。

  • ブラームスの弦楽六重奏曲第1番

「特別な思い入れ」となると、やっぱりブラームスへ戻ってしまうのだった。ルイ・マルの『恋人たち』で使われた第2楽章の綿々とした旋律が有名だけど、第1楽章の冒頭、チェロの音を聴いただけで、というか、心のなかで再現しただけで今でもキュンとなる。もう何年も聴いていないけれども、「思い出しただけでキュン」度(なんじゃらほい)という点ではこの曲が一番かも。

Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)
あらかた重複していると思われるので、省略。まっさきに思いついたのは、id:bonborikingyo さんなのです。お気が向きましたら、お願いしまーす。